デザインって、何?

ビジネスマンなら、必ず交換するのが「名刺」。

でも、この名刺が曲者なのです。なぜなら・・・ 

老眼だと文字が見えない!!

昔、親が言っていたこと…「小さい文字は見えない」が、まさか自分にも起こるとは!(笑)

そこで急に「名刺の意義」を考えてしまいました。

名刺って、「名前」と「連絡先」を伝えるのが最大の役目だと思っています。

でも、なぜか小さく書いてあるものが多い。「カッコいいでしょ?」的なデザインのものほど、その傾向が強いようです。

私は思います。

ロジックのないデザインは、デザインではない。

どうもデザイナーには、文字が小さいければ小さいほどカッコいいと思っているふしがあります。

そういう人が作る名刺は、全体的に字が小さく、はっきり言って文字が見えません!(笑)

全部を大きくしろとは思いませんが、

メールアドレスと電話番号はメリハリをつけろ!と思います。

メールと電話は、1文字間違えただけで絶対に相手に届かなくなるツールです。
だから、「間違えないようにする」必要があります。

ちなみに住所は1文字間違えても、大抵は優秀な郵便屋さんがきちんと届けてくれます。

先に書きましたが、「名前」と「連絡先」を伝えることが名刺の役目です。
その役目を果たさない(=きちんとしたロジックがない)名刺は、「センスがいい」のでしょうか?

「デザインはセンスではありません。きちんとしたロジックがなければ、どんなに見た目がきれいであっても制作物としての用をなしません」

これは名刺だけでなく、カタログ・Web・プレゼン資料等すべてに通じることだと思います。

知っている人は知っている?

突然ですが、ここでクイズです。

これ(↓)は何ていう名前でしょうか?

hasshinki

「火災報知機」って書いてあるから、火災報知機なんじゃないの?とお思いでしょうが、

防災業界では

発信機

って言います。

私は以前、防災機器の会社にいたので知っていますが、フツーはそんな名前、知りません。

当時、技術部門にいた同期が「発信機って名前、フツー知ってるんじゃない?」と言ったことがあります。

なので私はこう聞き返しました。

会社に入る前に、その名前、知ってた?

返ってきた答えは、「知らなかった」でした。

私は現在、いろんなお客様のカタログやWebサイトを制作していますが、その打ち合わせの中で同じようなことが起こるときがあります。

その業界の人しか目にしないのであれば、専門用語を記述したほうが分かりやすいのかも知れません。しかしそうではない場合の方が圧倒的に多いです。

なので、「この言葉はお客様に通じますか?」と尋ねることがありますが、その時に

「知っている人は知っているから」

と言われると、私はこう思ってしまいます。

「じゃあ、知らない人は知らないんじゃん!」

カタログとかWebサイトの「役割」って何でしょうか?

私は「知らない人に会社や製品を知ってもらう」「会社や製品への理解をより深めてもらう」ものだと思っています。

なので、想定されるターゲットは「知らない人」です(ごく稀にそうじゃない場合もありますが…)。

社内の人が自社製品や専門用語を知っているのは当たり前です

しかし、お客様は「あなたの会社のことなんか、そんなに気にしていません」

「知らない」からこそ、知ってもらうために努力しなければなりません。

いかに分かりやすく、いかに伝わるかを考えなければなりません。

言葉の記述ひとつで、「その会社がお客様を大切にしているかどうか」まで透けて見えてくる。

私はそのように思います。

PR=プレスリリース?

以前、とある会社に電話をした時のこと。

営業の電話ではなかったのですが、先方の態度がメチャメチャ悪かったことがあります(今でも思い出すと腹が立ちます)。

私が新入社員の頃、よく言われたのが

最初に電話に出た人が会社の代表になるから、電話応対はきちんとするように。

ということでした。

さて「PR」ですが、もちろん「プレスリリース」の意味でも使われますが、「パブリック・リレーションズ(Public Relations)」、すなわち「社会とのつながり」です。

プレスリリースも、パブリック・リレーションズのひとつです。

パブリック・リレーションズは「社会とのつながり」全般を指しますので、

  • 電話や受付での応対
  • 顧客応対

といったものから、

  • 社名・ロゴ
  • 略称
  • 名刺をはじめ印刷物のデザイン

はたまた

  • 制服のデザイン
  • 通勤時や外出時の社員の態度・言動

といったことまで含まれます。

「そんなバカな!」と思われる方もおられるかと思いますが、会社のイメージは日常のちょっとしたところで大きく左右されます。

実際に私が遭遇したのは、テレビでCMを流している有名な会社の社章を胸につけた男が、お年寄りが座ろうとした席を横取りしてしまったケースです。場所は新宿駅、山手線の車内でした。

私は元々座っていたのですが、そのお年寄りに席を譲りました。で、その横取り男はどうしていたかと言うと、一生懸命スマホをいじっていました。

私はその時以来、なんとなくその会社の商品は敬遠するようにしています。

そんなことを気にしない方もおられるかとは思いますが、例えば知っている会社の社員が酔っ払って周りに迷惑をかけていたらどうでしょうか?電車の中で我が物顔で座席を占領していたらどうでしょうか?お店で店員さんにぞんざいな態度を取っていたらどうでしょうか?その会社に対するイメージは上がりますか?

どんなにカッコイイCMを流していても、日常のちょっとしたことでその会社のイメージは簡単に下がります。

特に今はSNS等で即座に拡散されてしまいます。そして下がってしまったイメージを上げるのは並大抵のことではありません。

「駕籠(かご)に乗る人担(かつ)ぐ人 そのまた草鞋(わらじ)を作る人」という言葉があります。

辞書によると、「世の中にはさまざまな階級・職業があって、同じ人間でありながらその境遇に差のあることのたとえ。またそのさまざまな人が、うまく社会を構成していることのたとえ」とあります。

社会の中では、いつ、誰が、どんなところで結びついていくのか全くわかりません。

「まさかこんなところから・・・」となってしまう前に、パブリック・リレーションズの意味を考えてみてはいかがでしょうか。

「好き嫌い」と「良し悪し」

  • 私が広告代理店の営業だった30代の頃、カタログ制作の打ち合わせに出た時の話。クライアントにこんなことを言われました。

黄色は嫌いだから、使わないで欲しい

  • 遡って、私がメーカーの宣伝担当だった20代の頃、当時の上司にこんなことを言われました。

君のセンスなんて大したことないんだから、デザイナーに自由に(デザインを)させなさい

さてあなたはデザイナーに対してどういう指示を出しますか?

私はこう思います。

「好き嫌い」と「良し悪し」は分けて考えよう!

デザイナーにデザインを発注する時、皆さんは何を重視されるでしょうか?

「カッコイイデザインを!」って言われるケースが多いですが、「カッコイイ」の基準は何でしょうか?

またカタログが「カッコイイ」ことが、商品の売り上げにつながるのでしょうか?

私はカタログデザインの半分はロジックだと思っています。

ロジックとは、そのカタログの「メインターゲット」を明確にすることであったり、商品を理解してもらうための「ストーリー」を作成し、それに沿った見せ方をすることを指します。

「なんだ、そんなことなら分かってるよ!」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、実はこの部分(=ロジック)が打ち合わせ時にきちんと示されることはごく稀です。

カタログとは、ただ色をつけて並べている印刷物ではありません。

カタログの根幹の部分をしっかり決めること…広告宣伝担当がしなければいけないのは、まさにその部分です。

もちろん、「デザインに一切口を出すな!」と言っている訳ではありません。

でもそれはあくまでもデザインの「方向性」であって、「趣味」の話ではありません。

デザインに対してあれこれ注文をつけたがる方は多いです。特に、絵や写真など芸術系の趣味を持った方ほど、ご自身の「センス」に自信をお持ちなのか、その傾向が強いように感じます。

私はよく「合コン」に例えてお話をしますが、あなたが気に入る女の子は他人の好みとは違います。まさに「人の好みは十人十色」です。側から見てあなたの趣味が悪いと思われても、あなたが気に入ればそれが全てです。

デザインも同じ。素人の趣味レベルのセンスなど大したものではありません。

でも、だからデザイナーに依頼するのです。そして依頼する以上、デザイナーに気分良く仕事をしてもらい、発注額以上の成果を上げてもらうことを目指さなくてはなりません。

…そのためにはどうしたら良いでしょうか?

君のセンスなんて大したことないんだから、デザイナーに自由に(デザインを)させなさい

私はこう言ってくれた上司を今でも尊敬しています。 

名刺で何を伝えるのか?

社会人になると、持たなければならないのが名刺です。

いろいろなデザインの名刺がありますが、小さなスペースに結構な量の情報が詰まっています。 

私も今までたくさんの名刺を頂戴しましたが、前々から気になっていることがあります。

それは…

名刺で伝えたいことは何ですか?

ということです。

デザイン性が高い(と思って作っている)名刺をいただくことがありますが、残念ながら実用性には乏しいものが多いようです。

では「名刺の実用性」とは何か?

私の場合は、

「お客様から連絡が欲しい」ということ。

それが名刺に求める実用性です。

なので、メールアドレスと電話番号を目立つように記載しています。

会社名や役職を伝えることが名刺に求める一番の役割だという方もいるかと思います。それならば、名刺で会社名や役職が一番目立つようにすればいいのです。要は伝えたいことがきちんと伝わるよう、メリハリをつけること。

でもほとんどの名刺は、住所も電話番号もメールアドレスも同じ大きさ(しかも小さい!)で記載されています。

でも、ちょっと考えてみてください。

「メールアドレス/電話番号」と「住所」は明らかに違うことがあります。なんでしょう?

それは・・・

「1文字間違えても届くのか・届かないのか」ということ。

住所は1文字くらい間違えても、郵便や宅配便はきちんと届きます。配達するのは人間なので、間違いを補正してくれるんですね。

でもメールアドレスと電話番号は、1文字でも間違えると絶対に届き(架かり)ません。だから、メールアドレスと電話番号は、入力する人が間違えないように記載する必要があるのです。

先ほど、「デザイン性が高い(と思って作っている)名刺をいただくことがありますが、残念ながら実用性には乏しいものが多いようです。」と書きましたが、デザインをウリにしている名刺は、なぜか文字を小さくしようとする傾向があります。

文字を小さくすると、見た目にはカッコ良くなるのかも知れませんが、格段に見えづらくなります。見えづらいということは、間違えやすくなるということです。

ここで最初に戻ります。

「名刺で伝えたいことは何ですか?」

カタログやWebの制作にも同じことが言えます。


これができれば、セミナーは半分成功したも同然♪

先日、とあるセミナーに参加いたしました。

…が、そこで大変残念なことが! 

参加している方々が、明らかに「飽きている」!
セミナーはまだ始まったばかりなのに!!

皆さんは、セミナーを開催される場合、何に気をつけるでしょうか。

集客?パワーポイントの準備?アンケート?それともゲストスピーカーを誰にするかでしょうか?

有名な方をゲストスピーカーとして呼べるようなセミナーであれば集客もそんなに苦労しないでしょうし、話の内容もきっと面白く、参加者が飽きるようなことはないでしょう。

でも皆さんが担当するのは有名なゲストスピーカーなんていない、入場無料の「製品紹介」がメインのセミナーがほとんどかと思います。

そのセミナーを「飽きさせない」ためには、どうしたら良いのか…?

ズバリ、その答えは「スピーカーが大きな声でハッキリ喋る」です!

たったこれだけで、参加者は飽きずにセミナーに参加するようになります。

私が先日参加したセミナーも、まさにぼそぼそ喋る人がスピーカーだったのです!

「では、マイクを使えばいいんじゃない?」と思う方もいるかと思いますが、それは違います。

なぜなら、ぼそぼそ喋る人は、マイクがあるともっとぼそぼそ喋るからです!!

これをやられると、セミナーは苦行の時間と化してしまいます。

「とにかく早く終わって欲しい」「この空間から開放されたい」「なぜ私は申し込んでしまったのだろう」・・・もう、セミナーの内容なんてどうでも良くなります。

そうなったら、そのセミナーは失敗です。

セミナーは内容も大事です。パワーポイントの準備も大事です。

でもスピーカーがどう喋るかは、もっともっと大事なことなのです。

「スピーカーが大きな声ではっきり喋ることができれば、セミナーは半分成功したも同然」

これは簡単そうで、実は一番難しいことなのかも知れません。


初めまして。「誰でも・今すぐできる広告宣伝担当」ブログです。

皆様、初めまして。私はこの度「誰でも・今すぐできる広告宣伝担当」ブログを始めさせていただく平山一憲と申します。

私は大学卒業後、産業系の電気メーカーに就職いたしましたが、そこで広告宣伝担当部署に配属されましたが、その当時、私は広告宣伝に全く興味がありませんでした。

「とりあえずは与えられた仕事をきちんとこなしてみよう」 と思っていましたが、そのうちに仕事が面白くなり、気がついたら広告宣伝を生業とするようになっていました。

当ブログでは難しいマーケティング理論とかは一切出てきませんが、広告宣伝担当の経験者として「誰でも・今すぐできる」ことを紹介させていただければと思っています。

いつまで続くかは分かりませんが、よろしくお願いいたします。