逆効果

4月に新入社員が入社し、ちょっと落ち着いた頃に始まるのが「新入社員らしき人からの営業電話大会」です。

弊社のような小さな会社にも電話が掛かってきますが、その中でいつも気になることがあります。それは…

「社長さんいらっしゃいますか?」

という言葉です。

これで社長が話を聞いてくれる確率って、どのくらいなんでしょう?

明らかに営業だってことが分かる電話をポンポン社長に繋いじゃう会社って、結構アブナイ気がするんですが…。

で、お断りすると、「大丈夫です!」と謎の言葉が。一体何が大丈夫なんでしょうか?(笑)

電話は便利な反面、ある意味「暴力」にもなりうるツールです。

こちらが何をしていようがお構いなしに無理やり割り込んできて、自分の用件を話し始めてしまう。しかも営業電話ですから、こちらのニーズがどうであろうが知ったこっちゃありません。

もちろん新規営業のための電話なのですから、こちらのことを知らないのは当たり前です。ならせめて「ご担当の方いらっしゃいますか?」くらいは言ってほしいのですが、なぜか判を押したように「社長」を要求するのは何故なんでしょう?

さらに何度も断っているのに、しつこく電話を掛けてくる会社もありますが、これで本当に仕事に結びつくのでしょうか?

私はしつこい会社はブラックリスト登録をしてしまうので二度と電話が掛かってくることはありませんが、Webでその会社の評判を調べてみると、大体は予想通りの結果が表示されます。

ハッキリ言って、そんな会社に仕事をお願いするほど、困ってはいません!(笑)

よく言われる言葉ですが、知らない会社からの電話は、電話口に出ている人がその会社の第一印象になります。

一度付いてしまった印象を覆すのは、新規の営業をするよりも大変です。断られるのを前提でノルマをこなしているのでしょうが、せめて悪い印象が残らないように気をつけましょう。