モダナイゼーションサービス

継続的にIT資産の
保守・管理を行う

モダナイゼーションサービス


稼働中のIT資産を活かしながら最新の製品や設計に置き換える

過去の課題


ドキュメント

開発時の設計書は、多くの場合残っていることが多いですが、その後の機能追加や変更などで、実際に動いているコードと仕様書が一致しておらず、システムをメンテナンスをしているチーム以外のメンバーが機能を変更したり追加したりすることが難しくなっています。

バージョン管理

2000年前後に開発されたアプリケーションは、バージョン管理が始まる前に開発されたものが多く、当時利用されていたSVNなどで管理されていないケースが多いです。特に、日付のついたフォルダーにコピーされていたり、バックアップのためにコピーされたフォルダなどがあり、最新のコードがどれなのかを判別することが難しいことがあります。さらに、動いているコードが見つからないケースもあります。

アーキテクチャ

2000年以前に開発されたオープン系システムのアーキテクチャには以下のようなものがあります。これらのソースコードは、継続で利用するには問題があるものが多く含まれています。主な利用としては、以下のようなものがあります。

  • プラットフォームのサポート切れ
  • エンジニアの調達が難しい

デスクトップアプリケーション

Webシステム

モダナイゼーションの勘所


ドキュメント

動作しているアプリケーションとドキュメントを一致させる作業には、多くの工数が必要とされます。弊社の経験では、マイグレーションなどを行う場合、このドキュメントの整理の作業に全体の工数の半分以上が必要になります。

弊社ではドキュメントの作成に、ソースコードから生成をする手法を提案しています。詳細はこちらをご覧ください。

バージョン管理

新しいコードに移行する際に、バージョン管理を行うべきです。この際、旧システムの最終版もコードも同時にバージョン管理システムへ登録し、参照ができるようにするべきです。

アーキテクチャ

アーキテクチャの移行例を示します。いくつか注意するべき点を以下に示します。

  • 次の移行が5年以内に必要となるようなアーキテクチャを選択しない。
  • ITのトレンドをよく理解をして、Webアーキテクチャを選択する。サーバーの負荷が高いシステムは、NodeJSなどを使って負荷をクライアント側に移すような手法も考えられる。

デスクトップアプリケーション

  • Delphi などは、そのまま最新バージョンへ
  • VBは、C#/VB.NETへ
  • .NET Framework 1.1は、最新のバージョンへ

Webシステム

  • ASPは、ASP.NETへ
  • Servlet / Struts は、最新のフレームワークへ、あるいは、NodeJSなどを利用したアーキテクチャ並行
  • Java Applet / Flashは、HTML5へ

モダナイゼーションメニュー


さまざまなモダナイゼーションサービスをご提供しています。詳細は下記をご覧ください。

PowerBuilder to .NET


PowerBuilderから.NETへ移行

PowerBuilderの課題


  • PowerBuilderエンジニアの不足のため、.NETへの移行の必要性が増している。
  • PowerBuilderの最新版2019は、日本語化されていない。
  • インターネット上にプログラミングに関する情報が少ない。

NETへの移行のメリット


  • .NETエンジニアは人数が多く、移行後のメンテナンスに不安がない。
  • マイクロソフト社のVisualStudioの進化はとても速い。
  • インターネット上に.NETのプログラミングに関する情報が多い。
PowerBuilderから以下の.NETソリューションに移行することが可能です。
  1. ASP.NET

    REACTベースのWebシステムに変換

  2. WPF

    WPFベースのWindowアプリケーションに変換

  1. 弊社サービスの特長

    VBから.NETへの変換サービスのKnowHowを生かして、短期間で高品質の移行を実現

見積から納品、稼働まで

  • 1. 見積もり

    アセスメントツールにて各パラメータを抽出して、見積もりのためのメトリクスを集計します。

    弊社より、見積もりをお送りします。

  • 2. 契約
  • 3. リソースの受領

    ソースコードおよびドキュメント、データベースのダンプなどを受領します。

  • 4. 受領物の精査

    不足などがあるかの精査を行います。

  • 5. 変換作業

    コンパイルエラーがなくなるまで変換作業を行います。

  • 6. リソースの受領

    正常系のテストを行います。テストケースがある場合は、テストケースによりテストを行います。

    システムエラーがでなくなるところまでコードの修正を手動にて行います。

  • 7. 納品
  • 8. 新旧比較テスト

    受け入れテストとして、新旧システムが同じ動作をするかのテストを行います。

  • 9. 並行稼動

    1〜2ヶ月並行稼動を行います。

  • 10. 本番稼働

    (注)弊社では主に1-7までの作業を行います。

利用ツールについて

Ispier社のツールを利用します。ツールは弊社内で利用して変換作業を弊社内で行います。

Ispier社:https://www.ispirer.com/application-conversion/powerbuilder-to-net-migration

Oracle to Microsoft SQL Server / PostgreSQL


OracleからSQL Server / PostgreSQLへの移行

  1. 移行の主なターゲット

    Windowsアプリケーションで、クライアント・サーバー型でOracleを利用しているケース

  2. 課題

    Oracle社のクラウド化推進により、デスクトップアプリケーションでのOracle利用のコストが問題となっている

移行対象について

データベース

  • テーブル、インデックス、ビュー、マテリアルビュー
  • シノニム、シーケンス、トリガー、データベースリンク、パッケージ
データベースを呼び出すSQL

  • プロシージャ、ファンクション
  • データベースを呼び出すSQL
  • OUTER JOINの調整
  • 組み込み関数の調整
  • NULL / 空文字の調整
  • プロシージャの呼び出しの調整

見積から納品、稼働まで

  • 1. 見積もり

    アセスメントツールにて各パラメータを抽出して、見積もりのためのメトリクスを集計します。

    弊社より、見積もりをお送りします。

  • 2. 契約
  • 3. リソースの受領

    ソースコードおよびドキュメント、データベースのダンプなどを受領します。

  • 4. 受領物の精査

    不足などがあるかの精査を行います。

  • 5. 変換作業

    データベースの各リソースについて変換作業を行います。

  • 6. リソースの受領

    正常系のテストを行います。テストケースがある場合は、テストケースによりテストを行います。

    システムエラーがでなくなるところまでコードの修正を手動にて行います。

  • 7. 納品
  • 8. 新旧比較テスト

    受け入れテストとして、新旧システムが同じ動作をするかのテストを行います。

  • 9. 並行稼動

    1〜2ヶ月並行稼動を行います。

  • 10. 本番稼働

    (注)弊社では主に1-7までの作業を行います。

利用ツールについて

Ispier社のツールを利用します。ツールは弊社内で利用して変換作業を弊社内で行います。

Ispier社:https://www.ispirer.com/products/oracle-to-sql-server-migration

ソースコードからドキュメントを生成


ソースコードから仕様書を生成するしくみを提供

仕様書の提供

過去に開発されたシステムにおいて、仕様書がない場合、ソースコードから仕様書を生成するしくみを提供します。

ソースコードの整形

1. ソースコードの整形

  • 仕様書に出力される情報をソースコードに埋め込みます。

ソースコードから仕様書を生成

2. ソースコードから仕様書を生成

  • 生成ツールを利用します。
  • 画面の仕様に関しては別途自社開発のツールを利用します。

仕様書のレビュー

3. 仕様書のレビュー

  • 生成された仕様書のレビューを実施して品質を向上させます。
生成された仕様書の利用方法
  1. 新しくプロジェクトに参加するメンバーがシステムを理解するために利用
  2. 既存の仕様書が動作しているシステムと一致していない場合、補助資料として利用
  3. ソースコードを主体として保守をする方針の場合、ソースコードの変更のタイミングで仕様書を再生成をして、仕様書を管理