安全で快適なテレワーク環境の構築
テレワーク環境構築に必要なセキュリティ機能を提供するセキュアリモートアクセスソリューション
IT の進歩により、PC・モバイル機器とネット環境があれば、オフィスへ出勤しなくても成り立つ業務が大幅に増加しました。いつでもどこでも必要な情報にアクセスできるようになったことで、労働環境が大きな変革期を迎えています。
このような中、注目されているのがテレワークです。出産・育児や介護、療養、高齢、障害など、さまざまな事情で通勤をすることが困難な人にとって、自宅で業務を行うことができるテレワークは就業の可能性を広げる大きなチャンスとなります。また企業にとってもスキルのある人材を確保できたり、高齢者や障害者の雇用を促進できるなど、人手不足の解消につながります。
さらにテレワークはBCP(Business continuity planning:事業継続計画)にも有効です。震災や風水害といった自然災害の発生時や伝染病の流行など非常時にも事業の継続が可能となります。
このように大きなメリットがあるテレワーク環境を構築するのに必要なのがリモートアクセスツールです。
在宅勤務 / BCP(事業継続計画)対策
自宅で仕事を行うことができるため、出産・育児や介護などで離職をする必要はなくなり、人材確保にも役立ちます。また地震や伝染病の流行、大雨や大雪で交通網が機能しなくなった時でも安心です。
支店・現場
工事現場や販売店等、各拠点から本店に対してアクセスします。インターネットに接続できる環境さえあれば、簡単に情報共有網を構築できます。
外出先・出張
業務上外回りが多い場合や出張先からでも空き時間や移動時間を利用して社内ネットワークへアクセスし、メールやスケジュールの確認等を簡単に行うことができます。
SWANStor
スワンストア
テレワーク環境構築に必要なセキュリティ機能を提供するセキュアリモートアクセスプラットフォーム
概要
SWANStorは社内業務サービスにアクセスする際に必要となるさまざまなセキュリティ機能を提供するセキュアリモートアクセスプラットフォームです。
SWANStorを利用する事によって、社外から社内にアクセスして目的の書類を参照したり、アプリケーションを利用して業務を行う事ができます。それによって移動する時間や手間が省かれ、業務のスピードや効率も格段に向上します。
導入に際してはネットワークの知識は必要なく、またネットワークの設定を変更する事なく、社内ネットワークにSWANStorを導入するだけで、安全なリモートアクセス環境が実現します。
SWANStorのライセンス料は10ユーザーで105,000円(税別)から(*1)。セキュアなリモートアクセス環境が手軽に構築できます。
(*1)
その他に年間保守サービスが必要です。
構成
SWANStor Serverはお客様が社内で運用、SWANStor Gatewayはエリアビイがクラウドサービスで提供。
リモートアクセスのリスクと対処
とっても便利な「リモートアクセス」ですが、以下のようなリスクもあります。
SWANStorでは、開発元のエリアビイジャパン社独自の技術により、リモートアクセスのメリット(利便性)はそのままに、リスクを回避するための回答が用意されています。
ファイアウォールに穴を開けません
SWANStorは独自の通信技術によりファイアウォールに穴を開けません。
認証情報やログ等は外部からアクセスする事ができない安全な社内ネットワークに格納します。
豊富なセキュリティオプションをご用意
通常のパスワード認証に加え、アクセス端末認証、ワンタイムパスワード認証、ICカード認証、声紋認証など、SWANStorでは豊富なセキュリティオプションが提供され、なりすましを徹底的に排除します。
利用する機能を制御する事が可能です
PCでのアクセスではオンディマンドシンクライアントオプションにより、スクリーンショット、印刷、保存等を禁止する事ができます。またスマートデバイスではMDM機能が用意され、スクリーンショットを制限する等、利用する機能を制御する事が可能です。
高い安全性
SWANStorは他社システムと違い、ファイアウォールに穴を開けない方式を採用しています。
セキュリティに留意すべきインターネット上のSWANStor GatewayサービスはSWANStorの開発元であるエリアビイジャパンが365日24時間の体制で管理運用します。お客様にはファイアーウォールに守られたSWANStor Serverのみ管理いただければ、安全なリモートアクセス環境を維持することができます。
SWANStor(ファイアーウォールに穴を開けない方式)
SWANStorはファイアーウォールに穴を開けずに導入する事ができ、ユーザー認証情報、アクセス管理情報、ログ等、リモートアクセスに必要な情報は、外部から完全に遮断されたLAN上に安全に格納されます。
他社システム(ファイアーウォールに穴を開ける方式)
ファイアーウォールに穴を開ける方式では、認証情報等が外部からアクセスし得る場所に存在するため、正しく運用を行わないとセキュリティリスクが高まります。また、正しい運用のためにはある程度の費用と工数がかかります。
- 簡単導入・安全運用
- 選べる豊富なセキュリティオプション
- さまざまなアプリや端末に対応できる汎用性
インターネット環境があれば、社内サーバーにSWANStor Serverソフトウェアをインストールするだけで、リモートアクセス環境を構築することができます(ファイアウォールの設定変更不要)。
SWANStor Gatewayは、エリアビイが24時間365日体制で運用監視*します。
*SWANStor Gatewayをご購入いただくオプションも用意しています。
標準的なID、パスワードによる認証に加え、各種セキュリティ製品をご要件にあわせオプション追加可能です。
ワンタイムパスワード、端末認証、オンディマンドシンクライアント、USB認証、ICカード認証等に対応しています。
SWANStorはアプリケーションフリー、デバイスフリー、キャリアフリーです。
ウェブアプリ、クライアント・サーバーアプリを問わず、様々なアプリケーションに対応し、インターネット回線があれば通信キャリアを問わず、ご利用いただけます。
主な機能
- アクセス管理機能
- セッションタイムアウト機能
- シングル・サインオン機能
- パスワードロック機能
- ログ管理機能
- 死活監視・通知機能
- ユーザー一括登録機能
グループ単位 / ユーザー単位で、アクセス可能な社内リソース / アプリケーションを制限
指定した時間内に操作を行わない場合、自動でログアウトさせる機能
SWANStorにログインをすると、目的のアプリケーションへも同時ログイン可能に
設定された回数ログインに失敗すると、そのユーザーを一時的にロック、利用禁止に
アクセスログ(アクセス時間・アクセス者)、管理ログ(設定履歴)、システムログ(警告)等を記録
システムの健全性を常時監視し、障害検知時にはシステム管理者に随時通知
ユーザー情報などのシステム設定情報を、一括でインポート、エクスポート可能
SWANStor導入事例
SWANStorを導入いただいたお客様の声をご紹介いたします。
ファイアーウォールの設定変更が無いことと、見せたいアプリをピンポイントで配信できることがSWANStorを採用した理由です。
10年以上利用してきた製品の信頼性と運用実績により、この度SWANStor Gatewayのホスティングも依頼することになりました。
決して止められないシステムであり、同時に最も高いセキュリティレベルも求められる。それがSWANStorを採用した理由です。
SWANBoxはSWANStorの機能をそのままに低コストで構築でき、手軽に導入できる点が決め手となり、導入する事を即断しました。
製品そのものが大変優れていることは間違いないと思います。それは他社製品と比較検討を行った結果でも分かります。しかし、今回SWANStorの導入を決断した決定打、「最後の一押し」は、テクニカルサポートの「対応力」でした。「これなら間違いない」と安心できたのは、まさにあの瞬間だと思います。
動作環境
項目 |
内容 |
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サーバーOS |
● Microsoft Windows Server 2012 / 2012 R2 ● Microsoft Windows Server 2008 / 2008 R2 ● Red Hat Enterprise Linux 5.*/6.*/7.* (32bit/64bit) ● CentOS 5.*/6.*/7.* (32bit/64bit) Red Hat Enterprise Linux 7.*またはCentOS 7.* で運用する場合には運用方式が以前のものと全く異なるため、サポートまでお問合せください ※64bitOS上でもSWANStor Serverは32bitとして動作 |
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サーバーHDD |
100MB以上の空き容量 | |
サーバーCPU / メモリー |
2.0GHz / 4GB以上 (Intel製又はIntel互換CPU) | |
クライアントOS |
Windows 7 / Windows 8 / Windows 8.1 / Windows 10 | |
携帯電話 / スマートデバイス |
docomo / AU / SoftBank 各キャリアの標準ブラウザ、iOS 9.0以降、Android 2.3.3以降 |
ライセンス価格
-
ライセンス
SWANStor 10ユーザー
115,500円(税込) -
保守
年間保守サービス
ライセンス標準価格の35%(税別)
他のユーザー数の価格につきましては、別途お問い合わせください。
V-Warp
ブイワープ
USBを挿すだけの簡単操作!安全に会社のPCへアクセスできるリモートアクセスツール
概要
V-WarpはPCにUSBを挿すだけで会社内のPCを遠隔操作することができるリモートアクセス(リモートデスクトップ)サービスです。
使い方はとっても簡単、自宅など社外で使用しているPCに専用USBを挿入するだけで、社内にあるPC画面を転送し操作することができます。従来サービスのようなVPNの構築や別途専用機器の設置は不要で、外出先でもオフィスと変わらない業務を行うことができます。
特長
V-Warpの最大の特長は「手軽さ」。誰でも簡単に使うことができます。
USBを挿入するだけ
利用するときに専用USBを挿入するだけ!設定変更などの難しい操作は一切不要なので、誰でも簡単に利用できます。クラウドタイプのサービスなので、別途専用機器を設置する必要もありません。
1ライセンスから利用可能
ご利用人数が少なくても大丈夫!V-Warpは1ライセンスから利用できるので、在宅勤務ができる人・できる部署からスモールスタートすることが可能です。
うれしい低コスト
必要な費用は1ライセンス月額2,480円(税別)だけ。初期費用等はかかりません。年間契約の縛りもなく※、必要な時に必要な分だけ利用することが可能です。
※ 最低2ヶ月のご利用が必要です。
安全性・セキュリティ
使い方は簡単でも、V-Warpは高い安全性を誇ります。
ウイルス感染の防止
V-WarpはPC画面を転送する方式で遠隔操作しているので、自宅と会社のネットワークが異なります。そのため仮に自宅のPCがウィルスに感染しても、会社のPCに被害が広がることはありません。
万が一の紛失にも対応
管理画面はクラウド上にあるため、たとえUSBを紛失した場合でも管理画面からアカウントを削除することで会社のPCへのアクセスを即座に停止することができます。
データの転送禁止
V-Warpは初期設定で会社のPCからアクセス元のPCへデータの転送等(ドライブ / クリップボードの共有・プリントスクリーン(スクリーンショット)・印刷)を禁止※。テレワークで使用するPCに情報を保存しないので、PCの盗難や紛失が発生した場合でも情報漏洩を防ぐことができます。
※管理者がリモートで禁止・許可の設定変更を行うことが可能です。
動作環境
● 動作保証環境
項目 |
内容 |
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ユーザ管理者ページ画面へのログイン |
ユーザ管理者ページ画面へのログインは、Internet Explorer以外のブラウザをご利用ください | |
ホストPC(接続先PC) |
● Windows8.1 Pro(32 / 64bit)、Windows10 Pro(32 / 64bit) ※ ホストPCのOSはWindows10 Pro以上必須です ※ ARM系CPU(Microsoft SQ1など)での動作は保証できません ※ Macは、ホストPCとして利用できません |
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クライアントPC(お手元にあるPC) |
[ Windows ] ● Windows8.1(32 / 64bit)、Windows10(32 / 64bit) ※ クライアントPCは、Home可 ※ ARM系CPU(Microsoft SQ1など)での動作は保証できません [ Mac ] ● Mac OS 10.13(High Sierra)以降 ※ Macでは、プリントスクリーンの制御は行いません。 |
● 動作推奨環境
項目 |
内容 |
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CPU |
Intel Core i3以上、または同等以上の互換CPU推奨 | |
メモリ |
4GB以上推奨 |
ライセンス価格
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ライセンス
V-Warp 1ユーザー
2,728円 / 月(税込) -
初期費用
0円
年間契約の縛りはありませんが、最低2ヶ月のご利用が必要です